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Analog 5.24: 階層レポート


時間レポート以外のレポートには、階層(ツリー)構造をとるものもあります。 例えば、ドメインレポート中の各ドメインには、サブドメインが存在し、サブドメイン中にもサブドメインのサブドメインが存在するといった具合です。この章では、こうした階層レポートを管理するコマンドについて説明します。

First, you need to be able to control what gets listed in the reports. このためには、SUB 系のコマンドを使うことが必要です。例えば、 SUBDIR /~sret1/* というコマンドは、「ディレクトリレポート」でわたしのファイルをまとめて1行で表示させるのではなく、サブディレクトリごとに、以下のように表示させる設定になります。

29,111: /~sret1/
10,234:   /~sret1/analog/
 5,179:   /~sret1/backgammon/
11,908: /~steve/
コマンド中では複数の * を記述することもできます。例えば
SUBDOMAIN *.*
は、すべてのドメインレポートを2階層分深くまで表示します。

SUB 系コマンドを記述した場合、 すべての中間レベルについても、自動的に対象に含まれます。例えば、

SUBDOMAIN statslab.cam.ac.uk
と記述した場合、cam.ac.ukac.uk についてもドメインレポートに含まれます。また *.*.ac.uk と記述した場合、 *.ac.uk についても対象に含まれます。

以下に SUB 系コマンドの例を示します:

SUBTYPE *.gz         # 「ファイル種類別レポート」中で
SUBBROW */*          # 例えば、「ブラウザーの概要」中での Netscape/4
SUBBROW Mozilla/*.*  # Netscape にマイナーなバージョン番号を付ける
REFDIR http://search.yahoo.com/*   # 「リンク元レポート」
SUBORG *.aol.com     # 「組織別レポート」
SUBORG *.*.com       # すべての .com ドメインを詳細に表示する

SUBBROW */*          # e.g. Netscape/4 in the Browser Summary
SUBBROW Netscape/*.*  # add minor version numbers for Netscape
REFDIR http://search.yahoo.com/*   # Referring Site Report
SUBORG *.aol.com     # Organisation Report
SUBORG *.*.com       # Break down all .com's

SUBDOMAIN コマンド(のみ)については、2つ目の引数により、サブドメインの説明を記述することができます。一例を以下に示します。

SUBDOMAIN cam.ac.uk 'University of Cambridge'
このとき、このサブドメインがドメインレポートで表示される際には、説明も表示されます。 以下のように、サブドメインを数字形式で記述することもできます。
SUBDOMAIN 131.111 'University of Cambridge'
サブドメインがアルファベット順にソートされた場合、数字形式のものについてもアルファベット順にソートされます。これが特に問題となることはないでしょう。

SUBDIRコマンドは、LOGFILE コマンドに2つ目の引数を付加している場合にも便利に使うことができます。この場合、/index.html のようなファイル名は http://www.mycompany.com/index.html に変換されていますので、以下のコマンド

SUBDIR http://*    # もしくは
SUBDIR http://*/*
により、ディレクトリレポートが適切な形に整形されて表示されます。
各レポートの lower level に対しても、すでに top level に対して説明したのとまったく同様に機能するFLOOR 系と SORTBY 系のコマンドがあります。 これらのコマンドを以下に示します: SUBDIRFLOORSUBDOMFLOORSUBORGFLOORSUBTYPEFLOORSUBBROWFLOORREFDIRFLOOR; SUBDIRSORTBYSUBDOMSORTBYSUBORGSORTBYSUBTYPESORTBYSUBBROWSORTBYREFDIRSORTBY

sub-item は以下の条件に合致する時のみ、階層レポートに表示されます。その条件とは、sub-FLOOR コマンドより先に記述されること、かつ SUB コマンドの対象となっていること、かつ INCLUDEEXCLUDE 系コマンドにより除外されておらず、 かつ 直接の親のアイテムも表示されていることです。 例えば、以下のコマド

SUBDIR /*/*/
SUBDIRFLOOR -3r
SUBDIRSORTBY REQUESTS
は、各ディレクトリについて、リクエスト数が上位3位までのディレクトリを表示します。SUBDIRFLOOR 1:r とすると、いずれかのtop levelディレクトリに対する最大リクエスト数の 1% を越えるリクエストがあったディレクトリがすべて表示されます。

ファイルレポートの3つ(Request Report, Redirection Report and Failure Report)とリンク元レポートの3つ(Referrer Report, Redirected Referrer Report and Failed Referrer Report)については、完全に階層化されているわけではありませんが、これらのレポートでは、search arguments を関連するファイル単位にまとめて表示することが可能です(引数の部分も読み込まれた場合: ARGSINCLUDE コマンドを参照のこと) そのため、これらのコマンドに対しても、sub-FLOOR 系と sub-SORTBY 系のコマンドがあります。これらのコマンドの一覧を以下に示します: REQARGSFLOORREDIRARGSFLOORFAILARGSFLOORREFARGSFLOORREDIRREFARGSFLOORFAILREFARGSFLOOR; REQARGSSORTBYREDIRARGSSORTBYFAILARGSSORTBYREFARGSSORTBYREDIRREFARGSSORTBYFAILREFARGSSORTBY 同様のことが、OSレポートにおけるOSの細かいバージョンの差異についても言えます。そのため、OSレポートにも SUBOSFLOORSUBOSSORTBY といったコマンドがあります。


階層レポートの lower level では、一時的に top level が表示されなくなることがあります。このため、インデント自体が行なわれていても、レポートのソート順が乱れているようにみえることがあります。リンク元レポートにおいて、多数の search argument が存在する場合など、多数の sub-item が存在する場合は、表示に N カラム を含めることが、表示を整形するコツである。
円グラフにおいて、単一の要素が円のほとんどを占めているような場合があります。 この場合、*CHARTEXPAND 系のコマンドにより、その sub-item を表示させることもできます。 例えば、
OSCHARTEXPAND Windows
は、円グラフ中にすべてのバージョンの Windows を一つの要素として表示させる代わりに、Windows 98、Windows NT といった単位で表示を行なわせます。 *CHARTEXPAND 系コマンドの一覧を以下に示します: DIRCHARTEXPANDDOMCHARTEXPANDORGCHARTEXPANDTYPECHARTEXPANDBROWCHARTEXPANDOSCHARTEXPANDREQCHARTEXPANDREDIRCHARTEXPANDFAILCHARTEXPANDREFCHARTEXPANDREDIRREFCHARTEXPANDFAILREFCHARTEXPANDREFSITECHARTEXPAND CHARTEXPAND コマンドには、引数としてコンマで区切った(スペースを含まない)リストを記述することができます。ただしワイルドカードを含めることはできません。

top-level item と同様に、sub-item はレポートの main table に含まれる場合にのみ表示されます。また、sub-item が存在しない item については、たとえ指定されていても、sub-item への展開は行なわれません。 つまり、sub-item が表示されるようにするには、SUB 系コマンドや SUBFLOOR 系コマンドを適切に記述する必要があるということになります。以下に例を示します。

SUBDOMAIN *.com
DOMCHARTEXPAND .com

なお、sub-item が実際に円グラフ上に表示されるのは、一定基準以上の割合がある場合のみです。また、ある item について表示可能な sub-item があって、実際に sub-item の展開が行なわれている場合、親の item 自体はグラフ上には表示されません。一定基準以上の sub-item のみが表示されます。


Analog ホームページ

Stephen Turner
25 June 2002

Analog についての質問はanalog-help メーリングリスト をお使いください。 (訳注: 日本では analog-jp メーリングリスト をご利用ください)

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